アリババの2021年第一四半期決算

売上高は、前年同期比64%増の187,395百万人民元(28,602百万米ドル)となりました。Sun Art社の連結を除くと、収益は前年同期比40%増の159,952百万人民元(24,413百万米ドル)となります。

中国の小売市場における年間アクティブユーザー数は、2021年3月31日までの12ヵ月間で8億1,100万人となり、2020年12月31日までの12ヵ月間に比べて3,200万人増加しました。

希薄化後のADS1機あたりの損失は1.99人民元(0.30米ドル)、希薄化後の1株あたりの損失は0.25人民元(0.04米ドルまたは0.30香港ドル)となりましたが、これは主に上述の独占禁止法違反の罰金によるものです。この影響とその他の項目を除くと、非 GAAP 方式の ADS1 株当たり利益は 10.32 元(1.58 米ドル)で、前年同期比 12%の増加、非 GAAP 方式の 1 株当たり利益は 1.29 元(0.20 米ドルまたは 1.53 香港ドル)で、前年同期比 12%の増加となりました。

営業活動から得た純キャッシュは241億8,300万人民元(36億9,100万米ドル)でした。非GAAPベースのフリーキャッシュフローは、2020年同期の42億1,400万人民元の流出に対し、6億5,800万人民元(1億米ドル)の流出となりました。

アリババエコシステムの年間アクティブユーザー数は10億人を超え、中国の小売市場、ローカルコンシューマーサービス、デジタルメディア・エンタテイメントプラットフォーム全体で8億9,100万人、中国国外では約2億4,000万人となりました。当社の中国小売市場における年間アクティブユーザー数は8億1,100万人で、2020年3月31日に終了した12ヵ月間から8,500万人増加しました。

当社の中国リテールマーケットプレイスにおけるモバイルMAUは、2021年3月に9億2,500万人に達し、2020年3月に比べて7,900万人増加しました。

営業利益は前年同期比2%減の896億7,800万人民元(136億8,800万米ドル)となりましたが、これは主に上述の独占禁止法違反による罰金と、アントグループ(AGGG)が従業員に付与した株式ベースの報奨に関連する株式ベースの報酬費用が160億5,400万人民元増加したことによるものです。非GAAP指標である調整後EBITDAは、前年同期比25%増の196,842百万人民元(30,044百万米ドル)となりました。非GAAP基準の調整後EBITAは、前年同期比24%増の170,453百万人民元(26,016百万米ドル)となりました。

まとめ

アリババグループ
が2021年第一四半期の決算を発表しました。EPSは予想11.16に対して 10.32でMiss、売上高は予想187.37Bに対して187.4BでBeatsでした。今一つの決算でした。  売上高は前年同期比64%増の187,395百万人民元でしたがEPSは前年同期比ダウンで株価も大幅な下落をしました。アリババの株価が下落するのと時を同じくテンセントも株価が下落しATMXが失速、ハンセン指数は下落基調に入りました。アリババのEPSは中国政府の独禁法違反で3000億円の罰金が課せられたものによる赤字化です。売上高は伸びているので第二四半期では黒字転換しているものと思われます。

フリーキャッシュフローは172,662百万人民元ありまだまだ伸びる企業と思われます。株価が伸びる企業の特徴として、フリーキャッシュフローが右肩上がりに増えている企業の株価は右肩上がりに株価があがる傾向にあります。例をあげるとGoogleなどがフリーキャッシュフローが増えて株値も右肩上がりにあがった代表例と言えるでしょう。

ATMXの一角のアリババがたった一度のEPSのミスしかも罰金によるミスで株価が下がっているので、これは買い場到来と言えるのではないでしょうか。中国のEコマース市場はまだこれから伸びるでしょうし、クラウド事業も伸びるでしょう。米国で伸びた事業は中国でも伸びるのは必然と言えるため、Eコマース(Amazon)クラウド事業(AWS)を抱えているアリババは盤石の態勢と言えるのではないでしょうか。

筆者 たかぴょん

大学時代から株取引に興味をもち日本の株を中心に取引を始める。就職後、米国株に興味を持ち出しGAFAを中心に投資しだす。その後中国株にも興味を持ちATMXを中心に香港株の研究を始める。ポートフォリオを米国株50%中国株50%に割り当てコロナショックでは5バーガーを経験する。投資の経験をもとに米国株、中国株の記事を執筆する。