BYD株価の今後の見通しとリアルタイムチャートと目標株価(1211.HK/002594.SZ)

BYD株価チャートリアルタイム

BYDの今後の見通し

BYDの強み

  • 現在中国でもっともNEVを売っているメーカーである
  • 部品を自社生産しているため技術力を顧客にアピールできる
  • DM-i(プラグインハイブリッド)が高性能で航続距離が1,200kmある
  • TOYOTAとのアライアンスがあり技術力のブランド力が上がる
  • Teslaにバッテリーを供給する話があり、実現すればブランド力が上がる
  • 2021年度上半期の平均販売単価でVWを上回り低価格車というブランドから脱却した可能性がある

BYDの弱み

  • ブランド力がまだ弱い
  • LFPなので低温下で誤作動の恐れがある
  • 生産能力が追いつくか?

メリットデメリットから今後の見通し

最大の強みは技術力です。中国最大の自動車メーカーのGeelyを販売台数で抜くのは時間の問題だと管理人は思っています。

2022年になればTOYOTAがBYDとのアライアンスで開発したNEVを市場に投入してきます。

世界のTOYOTAがBYDのパーツでくみ上げた自動車を市場に出すのだからBYDのブランドは一気に高まります。

TeslaもBYDのブレードバッテリーを搭載したモデルを発売予定で、BYDのブランドに良い事ばかりです。

世界の既存の自動車メーカーはパーツを購入してきてNEVを組み立てています。BYDのように全てのパーツを自社で製造しているメーカーはありません。これは弱みでもありますが強みでもあります。

どこまで成長するのか予測するのは難しいですが、少なくとも中国市場ではトップの自動車メーカーになると思っています。まず目標はGeely(3位)次にTOYOTA(2位)とVW(1位)です。

ヨーロッパでもある程度の成功を収めると思っています。米国はBYDに対して中国政府の関与を疑っているため米国に上陸するのかは不明です。

会社の規模としてHONDAぐらいの大きさになり、Teslaと覇権を争う企業になるのでは?と想像しています。

株価の想定は現在の目標株価が315HKDぐらいですが、中国シェア1位になれば恐らく倍以上に行くのではないでしょうか。

BYDの目標株価と投資評価

招银国际证券有限公司は2021/8/2に投資評価をBuyとし目標株価を315HKDとしました。

株価の今後の見通し
GuosenSecurities(香港)は6/10にBYDの投資評価をbuyと評価しました。目標価格は招银国际证券有限公司が提示している282HKDです。

BYDの決算

EPSは アナリスト予想0.14の所0.08でMissでした。売上高は11.64B予想の所40.99Bで大幅にBeatsでした。EPSをミスったとはいえ売上高が大幅に伸びたことを考慮するとまぁまぁな決算だった言えるのではないでしょうか。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを製造できますし、Toyotaとの協業もありますし、これから伸びる企業である事は間違いないと思われます。

BYDの株価に影響するニュース

BYD has unveiled a new plug-in hybrid powertrain called DM-i, which is expected to reduce fuel consumption to 3.8 litres per 100 kilometres. Three BYD models will initially be equipped with the DM-i hybrid system, which is now entering series production: The Qin, the Song and the Tang.

BYDのDM-iシステムはプラグインハイブリッドの中でも際立った性能を見せています。100kmあたり3.8リットルの消費で走行できます。また電気を主体としているため環境に優しいです。

BYD will supply its "blade battery" to Tesla in the second quarter of next year, local Chinese media cls.cn said Thursday, citing multiple sources familiar with the matter.

BYDが2021年にもTeslaへブレードバッテリーを供給するそうです。ブレードバッテリーのコストパフォーマンスがTeslaに認められたことの意味は非常に大きいと思われます。株価に好影響を及ぼすことでしょう。

Goldman Sachs added BYD COMPANY (01211.HK) to Conviction Buy List (CL Buy) with target price of $313.

ゴールドマンサックスがBYDの投資評価を強い買いに変更し目標株価を313HKDに変更しました。TeslaがLFP電池の比率を上げたことによりLFP電池の需要が高まりBYDの業績に好影響を及ぼすとの判断です。

スズキは2025年までに電気自動車(EV)に参入することを決めた。小型化、軽量化のノウハウを生かし、まずは主力のインド市場向けに消費者負担で実質100万円台を視野に開発する。

スズキがここえきて急にEVへの参入を宣言してきました。TOYOTA/スズキ/ダイハツ/BYDのアライアンスが発表されたばかりなので、恐らくBYDに協力してもらいEVを開発するのだろう。どこまでをBYDに頼るかは詳細不明だが、バッテリー、モーター、IGBTあたりはBYD製のものになりそうだと予想する。

 HSBCグローバル・リサーチは最新リポートで、BYD(01211)の投資判断は「買い」に維持した上で、目標株価を340HKドルから350HKドルへ引き上げた

BYDの目標株価が350HKへと引き上げられました。主な要因はNEVの販売台数が自動車全体をアウトパフォームしているしていることが好感されました。BYDはPHEV/BEVどちらも販売しており売れ行きが好調なため現在価格に対してかなり高い350HKDの目標価格となったと思われます。

BYDは中国市場向けに2つの新EVモデルを発表しました。また、これからはLFPバッテリーのみを使うということです。

BYDは漢で成功しましたが、まだ自らのブランドが高級志向にはないとみたのか低、中価格帯での新車の発表でした。高級ブランドは2023年に別ブランドで立ち上げるとの発表があったので高級ブランドはあくまでも2年後という事のようです。ブレードバッテリーがある現状なら高級車でも勝負できそうに思えるのですが、戦略的に低価格を攻めているのでしょう。

2021年6月のNEV販売台数は41,366台となった。EV単体の売上は20,016台で、漢の売り上げは8,386台でした。上半期のNEVの販売台数は151,366台であった。

TOYOTAとBYDがアライアンス

bZシリーズのパートナー企業として、スバル、ダイハツ、スズキに加えて中国企業のBYDとアライアンス。バッテリーはBYD製となるのか現時点では不明だが、IGBTなどの半導体もBYD製になるのかどうかは不明。 バッテリー協業でプライムアースEVエナジー、GSユアサ、東芝、トヨタ自動織機、そして中国のBYDとCATLとの協業を発表しているが企業規模でBYD/CATLに負けている日本企業からバッテリーを調達することはあるのでしょうか。

HiSilicon(海思)と、14nm(ナノメートル)SoC「Kirin 710A」の調達で調印したと報じた。

BYDのSoCはKirin 710Aのようです。NIO/Xpeng/Li autoなどはOrionを搭載していることを考慮するとかなりの品質の差があります。恐らくHiSiliconはTSMCに発注できずSMICに発注すると思われ、技術的に14nmになったと思うので米国の制裁はこんなところで効いていると思われます。

投資評価出典 eastmoney.com

香港株BYD 1211.HK

BYD Company Limitedは、その子会社とともに、主に世界各地で自動車および関連製品の研究、開発、製造、販売を行っています。BYDは3つのセグメントで事業を展開しています。BYDは、二次電池および太陽光発電製品、携帯電話端末の部品および組立サービス、自動車および関連製品の3つのセグメントで事業を展開しています。内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車などの乗用車、バス、コーチ、タクシー、物流・建設・衛生車両、倉庫・港湾・空港・鉱山向け車両などを提供しています。

また、主に携帯電話や電動工具などの携帯電子機器用のリチウムイオン電池、ニッケル電池、太陽電池、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー、ハウジングやキーパッドなどの携帯電話用部品、自動車および自動車関連の金型・部品の製造・販売、組み立て、自動車のリース・アフターサービスを行っています。

また、鉄道輸送機器、家電製品、太陽電池・アレイを提供し、都市鉄道輸送事業にも携わっています。Toyotaとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで提携している事でも知られています。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは自然発火しない安全かつ長時間利用に耐えるバッテリーとして知られています。最近では日本にBYD製のEVバスを輸出していることで知られています。

乗用車、商用車、バッテリー、列車関係、エレクトロニクスの分野で製品を販売しています。2020年の車載バッテリーの世界シェアは3.7%で5位でした。

今後のバッテリーの需要予想図が下図となります。10年でおおよそ6倍の需要になると想定されています。

バッテリーマーケット

BYDのNEVの販売実績など

BYDの主力車種は低中価格帯です。漢が中高価格帯として唯一発売されていますので漢の売れ行きと、全体のNEVの売れ行きをウォッチしていこうと思います。

2021年4月の販売台数と子会社の上場

漢はBYDの高級車でModel3とほぼ同価格帯。NIOは車種別のデータがなかったので未記載。NIOは全車種の販売台数がModel3と同じぐらい

#Model3/漢total
Tesla6,43125,845
BYD5,74625,662

BYD半導体部門上場

BYDは外部からパーツの受注をしやすいように部門を子会社かして分離しだしています。第一弾として半導体部門が分離して上場するようです。EV各社が乱立している中大きなシェアを持っているBYDが製造部門を子会社化することは意義のある事だと思います。外部から受注ができれば自社で開発するより受注数が増えるため単価を下げられますし、メリットは大きいと思います。バッテリー部門が上場したら熱いのではないかと思っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ad56cd4b2d3f0f47a62eac62cc5bad8a12c162

2021年5月の販売台数。主力車種とModel3

 販売台数価格
Model39,20827万元
BYD/漢5,76322万元
Li xang one4,32334万元
Xpeng p73,79723万元
NIO es63,01734万元

漢はModel3にかなり離されてLi AutoやXpengに迫られています。やはり高価格帯はまだブランドが弱いため販売台数も伸びないようです。

2021年7月の販売台数

BYD 販売台数

NEVの販売台数は絶好調です。5月から+26%昨年比で+192%です。BEVとPHEVの比率はほぼ50%の比率です。ドルフィンとSUVの販売が近いので更なる販売台数の増加が見込めるでしょう。

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