低炭素時代(脱炭素時代)のグリーン環境株やカーボン関連株一覧


カーボンニュートラルとは何?
カーボンニュートラルを推進すると好影響が出るセクターはどこ?
具体的な企業名とどんな企業なのか概要がしたい?

この記事ではこんな悩みを解決します。

この記事の概要

  • カーボンニュートラルとは
  • 伸びるセクター
  • 具体的な企業名と概要

バニル@トウシネコです。中国株や米国株を約5年見てきて今時代が動いているのがはっきりとわかります。
自動車産業ではガソリン車からEVへと、エネルギー分野も原油からクリーンエネルギーへと産業全体が大きく転換する時代へと来ています。
このような時代に1投資家としてどこの分野に投資をすれば良いのか、調査しましたのでご覧ください。

目次

カーボンニュートラルとは

カーボンニュートラル(気候中立)とは、ライフサイクル全体で見たときに、二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になることを指します。
2000年代まで人類は化石燃料を使用し文明を築いてきました。しかし、気候変動などにより温暖化などが問題となってきました。そこで先進国が中心となって2017年にパリで開かれたワン・プラネット・サミットでカーボンニュートラル宣言がなされました。
カーボンニュートラルには2つの側面があります。

  • 化石燃料をクリーンエネルギーに変更しCO2の排出を抑える。EVなどがこれにあたります。
  •  やむをえず化石燃料を使用する場合は排出権の購入や植樹などで代替する。

現在ガソリン車のEV化が凄い勢いで進んでいます。EVの次に伸びそうな産業などを探っていきましょう。

カーボンニュートラルと伸びるセクター

2020年を振り返るとカーボンニュートラル関係だとEV関連やリニューアルエナジー関連の株価が上がりました。その後いったん落ち着いていますが決算で好決算を出してくることは間違いないため株価は要注目です。

EV

EVの需要は間違いなくあがりますがEVメーカーは株価が高くなってしまったため、EVのもっとも高額なコンポーネントであるバッテリーに注目します。バッテリー分野では韓国勢が頑張っていましたが、最近では中国勢が優勢になってきています。
全個体電池に移行する前段階の半個体電池は2021/1月にNIO Dayで発表されましたが、まだ大量生産の見込みはなく高額な物となるでしょう。
しばらくは価格が安く性能もそこそこで、発火の危険性の低いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーがバッテリー界を席巻すると思われます。

太陽光発電

太陽光発電はこれからも需要が伸びていくでしょう。以前は日本勢の独壇場でしたが現在では中国勢の独壇場です。現在多結晶から単結晶に市場が変わっていき製造メーカーのシェアがドラスティックに変わっています。

燃料電池

ここではFCVの燃料電池ではなく発電して蓄電するタイプの燃料電池の事を指しています。FCVはインフラが整うまで時間がかかり普及したとしても数年後になるため考慮外とします。
EVを自宅に駐車したときに充電をしますが、この充電をクリーンエネルギーにできないか?
または天然ガスから直接発電して蓄電できないかというのが、燃料電池の使用用途です。
または太陽光発電を充電しておいて夜間に使用できないか?
充電ステーションに燃料電池を配置し、昼間は太陽光発電で発電し夜間は天然ガスで発電し蓄電する構想です。
砂漠の真ん中や僻地では充電ステーションを設置するための電線の敷設が高額になってしまいます。太陽光発電+天然ガスの燃料電池でしたら電線の敷設は必要ないため需要はあるのではないかと思います。

水素

水素は作り方によって3種類の呼び方があります。
化石燃料から作られ、製造時にCO2を排出するのがグレー水素
化石燃料からの製造時にでる二酸化炭素をCCS技術などで抑えるのがブルー水素
水の電気分解により、二酸化炭素を排出しないでつくるのはグリーン水素

水の電気分解で作るには大量の電池が必要となります。考えられるのが太陽光発電で発電した電気で水素を作り、蓄電設備の代わりに水素を保存する利用法です。
中国の太陽光発電の大手Longiなども水素の研究に投資しだしたため数年後には製品が出てくると思われます。

小型原子炉

カーボンニュートラルを実現するうえで問題となるのが総発電量です。太陽光発電などのリニューアルエネルギーは安定供給できないため代替となる電力源が必要です。
そこで考えられているのが小型原子炉です。日本でも研究されていますが、恐らく日本国内では原子炉は東日本大震災があったので無理でしょう。しかし米国中国では研究は酸です。

天然ガス 

実は天然ガスは燃焼時にCO2を殆ど排出しないためクリーンエネルギーとされています。日本近海にはメタンハイドレードが大量にあるため天然ガスの活用は日本にとって良い選択肢かもしれません。アメリカ/中国/ヨーロッパでも天然ガスを利用した燃料電池の活用は検討されています。

車載バッテリー

バッテリー

韓国のSKIとLG科学とパナソニックがまだ頑張っていますが、中国の企業の方が技術力、価格面で優れています。現在主流となってきているリン酸鉄リチウムイオン電池も現在のところ中国勢が頑張っている状況です。

CATL

CATLは中国国内および海外で電気自動車用およびエネルギー貯蔵用バッテリーシステムの研究開発、生産、販売を行っています。同社のリチウムイオン電池は、電気乗用車、電気バス、電気トラック、その他の特殊車両に使用されています。中国のバッテリーシェア1位です。

BYD

主に世界各地で自動車および関連製品の研究、開発、製造、販売を行っています。BYDは3つのセグメントで事業を展開しています。BYDは、二次電池および太陽光発電製品、携帯電話端末の部品および組立サービス、自動車および関連製品の3つのセグメントで事業を展開しています。2021年半導体、バッテリー部門を子会社化し他の会社と提携しだしました。TOYOTAとのアライアンスも発表され唯一の弱点であったブランドが改善されるかもしれません。

国轩高科

国轩高科は中国のパワーバッテリー業界で最も早く資本市場に参入した国営企業であり、2015年5月に上場しました。中国でのバッテリーはシェア3位です。2020年にフォルクスワーゲンと提携しドイツにバッテリー製造工場を建てる事で合意しました。

太陽光発電

太陽光発電

リニューアルエナジーの代名詞である太陽光発電です。かつては日本勢が優勢でしたが世界シェアは中国勢が握っています。太陽光発電というと昼間しか発電できないので意味が無いという意見もありますが、蓄電や夜間の代替エネルギーがあれば問題は解決されるため現在研究がおこなわれています。

Tongwei Solar 通威太陽能

Tongwei Solar(TW Solar)は、太陽電池のコア製品の研究開発、製造、販売を行っています。世界最大の結晶シリコン太陽電池生産企業として、通威太陽能は現在4つの拠点(合肥、双流、梅山、金塘)で製造しています。

Longi 隆基緑能科技

LONGiは画期的な単結晶技術による製品イノベーションと最適化された電力コスト比で太陽光発電産業を新たな高みへと導きます。LONGiは年間30GW以上の高効率ソーラーウェハーとモジュールを世界中に供給しており、これは世界市場の需要の約4分の1にあたります。LONGiは世界で最も市場価値のある太陽電池技術企業として認識されています。 LONGiは2021年水素市場に参入する事を宣言しました。

Jinko Solar 晶科能源

JinkoSolar Holding Co, Ltd. (NYSE: JKS)は、太陽光発電のグローバルイノベーターです。 中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の地域で、地上設置型、商業用および住宅用のお客様に太陽光発電製品、ソリューション、技術サービスを提供しています。 JinkoSolarは、2021年3月31日時点で、単結晶シリコンウェハー約22GW、セル約11.5GW、モジュール約31GWの垂直統合型生産能力を有しています。

燃料電池

BLDP/BE/FCELなどの企業も紹介しても良いのですが、どちらかというと水素な感じもするのでここでは違う企業を紹介します。

ADN

アドベントテクノロジーズ(ADN)社は、燃料電池と水素テクノロジーの分野でイノベーションを推進する企業です。現在のビジョンは次世代の燃料電池技術によって、電化を加速することです。電化(燃料電池)とエネルギー貯蔵(フロー電池、水素製造)の市場に適用され、OEM、システム・インテグレーターとのパートナーシップを通じて商業化を目指しています。ADNの顧客は、当社の技術を使用した商用製品をすでに展開しています。
温室効果ガスの排出抑制と汚染防止という目標を達成するためには、世界は再生可能エネルギーだけでなく、エネルギー貯蔵ソリューションや、水素のような再生可能燃料を必要としています。アドベント社の技術は、水素燃料電池、再生可能燃料、水素インフラ、生産、エネルギー貯蔵のコスト問題を解決します。
ADNは、高温作動膜と電極をベースにしたプラットフォーム技術を有しており、水素、天然ガス、メタノール、再生可能燃料/バイオ燃料からクリーンな電力を生成することができる燃料フレキシブル燃料電池を実現しています。

小型原子炉

小型原子炉

原子炉は廃棄物が出るため問題はありますが、膨大な電力を安定供給でき、かつ炭素を歯逸出しないエネルギーです。世界ではクリーンエネルギーの一つとしてカウントされています。

ニュースケール社

ニュースケール社の使命は、世界中の人々の生活の質を向上させるために、電気、熱、きれいな水を生産するためのスケーラブルな先進原子力技術を提供することです。ニュースケール社は、よりスマートで、よりクリーンで、より安全で、コスト競争力のあるエネルギー源を作り出すことで、世界を変える力を変えていきます。環境への影響が少なく、社会的責任を果たし、強力な企業統治と安全文化を備えたクリーンエネルギーへの移行を世界が支援することです。

NuScale社の小型モジュール炉(SMR)は、安全性の向上、低価格化、多様な電気およびプロセス熱用途のための柔軟性の拡大を組み込んだスケーラブルな発電所ソリューションを提供します。NuScale社のスケーラブルな設計は、カーボンフリーのエネルギーを提供し、ギガワット規模の原子力施設に伴う財政的な負担を軽減します。

テラパワー社

テラパワー社のイノベーターたちは、インスピレーションに溢れています。彼らは、安全で安価で豊富なカーボンフリーのエネルギーを提供する技術を生み出します。熱や蒸気を利用して、産業の脱炭素化を図りながら経済成長を促進する方法を考案します。また、医療用の放射性同位元素を抽出するプロセスを開発し、命を救うがん治療に役立てています。
テラパワー社のチームは、他に類を見ない技術とエンジニアリングの専門知識、原子力プロジェクトの遂行経験、そして大規模なグローバル課題に取り組むための組織作りを兼ね備えています。
テラパワー社は、ビル・ゲイツ氏と志を同じくする先見の明を持った人々によって設立されました。数十年前には想像もできなかった技術と高度なコンピューティング能力により、先進的な原子炉やその他の同位体の利用が可能になりました。テラパワー社では、世界中の人々の生活を向上させ、明日のクリーンエネルギーを構築するために、今日も原子力の革新に取り組んでいます。

水素

水素はクリーンエネルギーとして注目されています。しかし、水素の生成には大量の電気が必要なこと、エネルギー単価が高くなること、爆発の危険性がある事など、からなかなか普及していません。

BLDP

バラード・パワー・システムズ社は、主にカナダで固体高分子形燃料電池製品の設計・開発・製造・販売・サービスを行っています。同社は、燃料電池スタック、バックアップ電源システム、マテリアルハンドリング製品を提供しています。また、エンジニアリングや技術移転を含む技術ソリューションを提供するとともに、様々な固体高分子形燃料電池アプリケーションのための知的財産ポートフォリオやライセンスおよび販売も行っています。同社は、路線バス、鉄道、重要インフラ、船舶、マテリアルハンドリング、定置型電源、トラック、自動車などの市場に製品を提供しています。

BE

ブルームエナジーのミッションは、クリーンで信頼できるエネルギーを世界中の誰もが手に入れられるようにすることです。ブルームのエネルギーソリューションは、世界にポジティブな変化をもたらします。ブルームチーム、パートナー、そしてお客様が一緒になって、より良い明日のために力を尽くします。
私たちの使命を果たすために、イノベーションと環境への配慮を通じて地球をより良くするという共通の目標を持った、多様な人材が集まっています。ブルームのチームは、データに基づいて問題を解決する集団であり、困難な課題や速いペースの環境に直面しても成長することができます。

PLUG

プラグパワー社のDNAには、革新への欲求が組み込まれています。しかし、それは革新だけではありません。私たちは人を第一に考える水素・燃料電池企業であり、私たち全員の輝き、献身、決意によって未来を築くことができるのです。
プラグパワーは、水素燃料電池の包括的なターンキーソリューションを提供するリーディングカンパニーです。気候変動に対応するためのパラダイムシフトが進む中、当社の革新的な技術は、エネルギーの獲得を可能にし、企業の持続可能性の目標達成を支援します。

天然ガス

繰り返しになりますが天然ガスはクリーンエネルギーに分類されます。天然ガスは火力発電の燃料として使用できるため安定した電力の供給を行うことができます。日本でも火力発電の半分は天然ガスで稼働しており、CO2削減に貢献しています。

OVV

Ovintivのビジョンは、卓越したオペレーション、トップレベルの資産、市場のファンダメンタルズ、戦略的な資源配分で知られる、北米の資源プレーのリーディングカンパニーになることです。 私たちは、現代の生活を可能にするという目的を持った企業です。北米最大級の石油・コンデンセート、天然ガス、天然ガス液の生産会社である当社のチームは、事業を展開する地域社会だけでなく、すべての人々に対して敬意と責任をもって進歩を促し、生活を向上させるというコミットメントで結ばれています。 私たちの製品は世界に燃料を供給し、エネルギーを提供することで、より良い教育、医療、平等な機会を支えています。私たちは、安全で信頼性が高く、手頃な価格のエネルギーを提供する革新的な方法を開拓していきます。

LNG

世界中の国や地域、企業は、生産性が高く、健康で、安全であることを望んでいます。Cheniereは、クリーンで安全、かつ手頃な価格のエネルギーを世界中に提供しています。これらのエネルギーは、二酸化炭素の排出量を削減し、空気をきれいにし、家や工場に電力を供給するのに役立つものですが、これらのエネルギーはすべて、世界クラスの労働力によって運営される最新のエネルギーインフラで製造、輸送されています。
私たちが作るエネルギーは、液化天然ガス(LNG)です。2016年に操業を開始した当社は、すでに米国最大のLNG生産者であり、世界第2位のLNG事業者となっています。当社のLNGは、5大陸の数十の市場に供給されており、世界中の国々がよりクリーンな方法で経済活動を行うことを求めているため、当社の燃料に対する需要は増加することが予想されます。
テキサス州ヒューストンに本社を置き、ルイジアナ州南西部とテキサス州南部にLNG施設を有する一方で、ロンドン、シンガポール、ワシントン、北京、東京にオフィスを構えるグローバル企業です。

EQT

EQTコーポレーションは、私たちの未来に向けて進化し続ける独立系天然ガス生産者のリーディングカンパニーです。EQTは、ペンシルバニア州、ウェストバージニア州、オハイオ州で事業を展開しており、アパラチア盆地の中核に位置する世界有数の資産を責任を持って開発することに専念しています。
当社は現在、米国最大の天然ガス生産会社ですが、最大であることが必ずしも最良であることを意味しないことを知っています。EQTは、従業員、土地所有者、地域社会、業界パートナー、投資家など、すべてのステークホルダーに対して長期的な価値を創造することで、最高の生産者となることを目指して邁進しています。

筆者 バニル@トウシネコ

大学時代から株取引に興味をもち日本の株を中心に取引を始める。就職後、米国株に興味を持ち出しGAFAを中心に投資しだす。その後中国株にも興味を持ちATMXを中心に香港株の研究を始める。ポートフォリオを米国株50%中国株50%に割り当てコロナショックでは5バーガーを経験する。投資の経験をもとに米国株、中国株の記事を執筆する。

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