catl バッテリー

CATLやBYDのコバルトフリーなLFPとは?トヨタのバッテリーに採用は?パナソニックは?

なぜLFP(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)?

なぜTeslaはCATLの(LFP)を採用するのか?

コバルトフリーとは何か?

トヨタのbZ4XにLFPは搭載される?

この記事ではこんな疑問を解決していきます。

本記事の内容

  • リチウムイオン電池の種類
  • CATLの優位性
  • bZ4Xのバッテリーは?

リチウムイオン電池の種類

NCA系 

ニッケル、コバルト、アルミニウムを正極に利用した電池で、もっともエネルギー密度が高く性能が良いが価格も高い電池

三元系

ニッケル、マンガン、コバルトを正極に利用した電池でNCA系を改良して作られた。NCA系より安価だが性能も悪くない電池。

LFP(リン酸鉄系)

リン酸を正極に利用した電池。価格は最も安いが性能が最も悪かった。しかし、技術革新がおこりそん色ない性能が出るようになった。コバルトを使用していないため最も安価。LFPは低温に弱いと言われています。

コバルトフリーとは?

コバルトフリーとはコバルトを使用しないリチウムイオン電池の事です。
3種類のリチウムイオン電池の中でコバルトを使用していないのはLFPだけです。2021年現在コバルトフリーなバッテリーとはLFPの事を指しています。将来新しい技術や全個体電池が開発されるまではLFPが世界のリチウム電池の主流となるでしょう。

Tesla to roll out China-made Model 3 cars with cobalt-free LFP batteries: sources

Teslaのイーロンマスク氏がバッテリーに使用されるコバルトは希少金属かつ出火の危険性があるためTeslaのModel3ではコバルトを使用しないバッテリーを使用すると宣言ました。性能面を満たせてコバルトフリーな電池はリン酸鉄リチウムイオン電池しか選択肢がないため、現状ではリン酸鉄系が主流となっている。

CATLやBYDのコバルトフリーなLFP

CATLのコバルトフリーなLFPがパナソニックからTeslaを奪いました。

CATLのLFP は航続距離はパナソニックのNCA系と遜色ない性能を持ち、価格はNCA系の6割という優れたバッテリーでした。

Teslaとしてもバッテリーの価格には頭を悩ませていたのでModel3に搭載したところ、Model3は爆発的に売れてTeslaを代表する車種へとなりました

2021年ModelYにもLFPを搭載を発表したところTeslaのサイトがアクセス増加に耐えられずダウンする騒ぎまで起きました。その後TeslaはLFPの採用を順次拡大していくと発表しました。他の自動車メーカーも追随する動きを見せておりLFPが今後の主流となる事はほぼ間違いない状況となりました。

日本の自動車勢もLFPの技術をもつCATLやBYDと提携しだしました。CATLが2021年7月に発表したナトリウムイオン電池が市場に出るまではLFPが主流となっていくでしょう。LFPはコストパフォーマンスに優れたバッテリーです。

トヨタのbZ4XシリーズのバッテリーはCATLまはBYDのLFP?

bZ4Xのバッテリーは管理人はBYDのLFPだと予想します。

何故なら、TOYOTAがbZ4Xを発表した時の提携会社がスズキ、ダイハツ、BYDだったからです。BYD は中国の自動車製造会社でLFPの技術も持っています。スズキ、ダイハツはEVを開発した事がなくバッテリーを製造することもできません。日本で大量にバッテリーを製造できる企業と言えばパナソニックですが、NCA系ではコストが見合いません。

もう一度予想を上げると、2022年に発表されるbZ4Xシリーズのバッテリーも恐らくBYDのLFPでしょう。

CATLやBYDのLFPと半個体電池、全個体電池

全個体電池や半個体電池が開発されてもすぐにCATLやBYDのLFPが使われなくなる事はないと予想します。

全個体電池とは液体を使わない電池の事です。そのため安全性が格段に上がりエネルギー密度も高いため航続距離が伸びます。

全個体電池は良いことばかりで開発されたらすぐにLFPと新陳代謝が起きるんじゃないの?という疑問が出てきますが、製造コストが違うためしばらくLFPは残ると予想します。

NIO DayでCEOが2023年に全個体電池を搭載し航続距離1000kmを実現すると発言しました。また、メルセデスベンツも来年航続距離1000kmの全個体電池を搭載すると発表しています。

自動車会社からの発表なので信憑性が薄いですが恐らく2023年を目途に全個体電池が出てくるのでしょう。それまではLFPが優位な状況が続くと思います。

2021年7月CATLがナトリウムイオン電池を発表し市場投入を2023年としました。ナトリウムイオン電池はLFPの欠点を補い、かつ安価な電池なため今後ナトリウムイオン電池が主流となる可能性が高いです。

まとめ

Teslaのコバルトフリー宣言から時代は動き出し中国では2021年三元系のシェアをリン酸鉄系が抜きました。現時点で性能、価格、コバルトフリーを満たせているのはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのみです。全個体電池が世にでてくるまではリン酸鉄系が主流になるでしょう。

筆者 バニル@トウシネコ

大学時代から株取引に興味をもち日本の株を中心に取引を始める。就職後、米国株に興味を持ち出しGAFAを中心に投資しだす。その後中国株にも興味を持ちATMXを中心に香港株の研究を始める。ポートフォリオを米国株50%中国株50%に割り当てコロナショックでは5バーガーを経験する。投資の経験をもとに米国株、中国株の記事を執筆する。

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